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IPaddrを使用した仮想IPアドレス
お世話になります、
滝田と申します。

heartbeatのリソースIPaddrを使用した仮想IPの設定方法について質問です。

■行いたいこと
RHEL6のマシン2台をheartbeatを使用して冗長化構成とし、2台のマシンで1つの仮想IPを使用して
他のマシンからは仮想IP経由で通信を行おうと考えています。

■行ったこと
以下の内容を行いました。(インストール、初期設定です。)
(1)2台のマシンにpacemaker-1.0.13-2.1.el6.i686.repoよりheartbeatをインストール
(2)以下の設定ファイルの作成。
/etc/ha.d/ha.cf
/etc/ha.d/authkeys
(3)authkeysファイルの権限変更
chmod 0600 /etc/ha.d/authkeys
(4)haresourcesにIPaddrを使用して以下の様に記述して仮想IPを設定。
Host名称 IPaddr::仮想IPアドレス
(5)上記(2)~(4)で作成した設定ファイルを2台のマシンの/etc/ha.dに置く。

■現在の状況
各マシンでiptablesを停止させて、heartbeatを起動させcrm_monで確認したところ2つのマシンがOnlineになっていることを
確認できました。
しかし、仮想IPはどちらのマシンにも付与されていない状況でした。(crm_monで表示される内容にも"0 Resources configured"と表示されていました)
手動で"resource.d/IPaddr 仮想IPアドレス start"を実行したところ、こちらはIPアドレスが付与されることは確認できました。

■質問
仮想アドレスの設定方法で異なっている箇所等があればご教授ください。
出力されたログを確認しましたがIPaddrで検索したところ以下の内容が出力されていました。

heartbeat: [32581]: info: Starting child client "/etc/ha.d/resource.d/IPaddr" (0,0)
heartbeat: [32598]: info: Starting "/etc/ha.d/resource.d/IPaddr" as uid 0  gid 0 (pid 32598)
heartbeat: [32581]: WARN: Managed /etc/ha.d/resource.d/IPaddr process 32598 exited with return code 1.
heartbeat: [32581]: ERROR: Respawning client "/etc/ha.d/resource.d/IPaddr":



参考にしたサイト:http://gihyo.jp/admin/serial/01/pacemaker/0002?page=1

初歩的な質問で申し訳ありませんが、ご教授お願い致します。


以上です、宜しくお願いします。
Re: IPaddrを使用した仮想IPアドレス [ In reply to ]
滝田さん

こんにちは、松島と申します。

参考にされたサイトではリソースの設定をCRM Shell(crmコマンド)で行っていると思いますので、そちらの手順をお試しください。
(ha.cfにcrm yesを追加してCRMにリソース管理を任せる必要があります)
特別な事情がなければ、haresourcesによる設定ではなくcrmをお使いください。

仮想IPアドレスのRAもocf:heartbeat:IPaddr RAではなくocf:heartbeat:IPaddr2 RAが推奨されています。
(ちなみに仮想IPアドレスの確認は ip addr show コマンドでできます。ifconfigでは表示されません)

また、現在Linux-HA JapanリリースのPacemakerは1.1.13ですのでこちらを使われることをお勧めいたします。
http://linux-ha.osdn.jp/wp/archives/4154
Pacemaker 1.1.13ではHeartbeatに代わってCorosyncが動きます。現在Corosyncが主流でHeartbeatは非推奨になっています。

以下の記事も少し古いですが設定例が書かれていますので、参照ください。
http://qiita.com/takehironet/items/08716d3a9d1165f47b5c
http://qiita.com/tukiyo3/items/3f8b99be73798df857fd


松島

2016年6月21日 15:42 滝田 賢一 <taki_743_2005@yahoo.co.jp>:
> お世話になります、
> 滝田と申します。
>
> heartbeatのリソースIPaddrを使用した仮想IPの設定方法について質問です。
>
> ■行いたいこと
> RHEL6のマシン2台をheartbeatを使用して冗長化構成とし、2台のマシンで1つの仮想IPを使用して
> 他のマシンからは仮想IP経由で通信を行おうと考えています。
>
> ■行ったこと
> 以下の内容を行いました。(インストール、初期設定です。)
> (1)2台のマシンにpacemaker-1.0.13-2.1.el6.i686.repoよりheartbeatをインストール
> (2)以下の設定ファイルの作成。
> /etc/ha.d/ha.cf
> /etc/ha.d/authkeys
> (3)authkeysファイルの権限変更
> chmod 0600 /etc/ha.d/authkeys
> (4)haresourcesにIPaddrを使用して以下の様に記述して仮想IPを設定。
> Host名称 IPaddr::仮想IPアドレス
> (5)上記(2)~(4)で作成した設定ファイルを2台のマシンの/etc/ha.dに置く。
>
> ■現在の状況
> 各マシンでiptablesを停止させて、heartbeatを起動させcrm_monで確認したところ2つのマシンがOnlineになっていることを
> 確認できました。
> しかし、仮想IPはどちらのマシンにも付与されていない状況でした。(crm_monで表示される内容にも"0 Resources
> configured"と表示されていました)
> 手動で"resource.d/IPaddr 仮想IPアドレス start"を実行したところ、こちらはIPアドレスが付与されることは確認できました。
>
> ■質問
> 仮想アドレスの設定方法で異なっている箇所等があればご教授ください。
> 出力されたログを確認しましたがIPaddrで検索したところ以下の内容が出力されていました。
>
> heartbeat: [32581]: info: Starting child client
> "/etc/ha.d/resource.d/IPaddr" (0,0)
> heartbeat: [32598]: info: Starting "/etc/ha.d/resource.d/IPaddr" as uid 0
> gid 0 (pid 32598)
> heartbeat: [32581]: WARN: Managed /etc/ha.d/resource.d/IPaddr process 32598
> exited with return code 1.
> heartbeat: [32581]: ERROR: Respawning client "/etc/ha.d/resource.d/IPaddr":
>
>
> 参考にしたサイト:http://gihyo.jp/admin/serial/01/pacemaker/0002?page=1
>
> 初歩的な質問で申し訳ありませんが、ご教授お願い致します。
>
>
> 以上です、宜しくお願いします。
>
> _______________________________________________
> Linux-ha-japan mailing list
> Linux-ha-japan@lists.osdn.me
> http://lists.osdn.me/mailman/listinfo/linux-ha-japan
>
_______________________________________________
Linux-ha-japan mailing list
Linux-ha-japan@lists.osdn.me
http://lists.osdn.me/mailman/listinfo/linux-ha-japan
Re: IPaddrを使用した仮想IPアドレス [ In reply to ]
滝田さん

こんにちは、山内です。

松嶋さんがされていますが、V1モードの方について回答しておきます。

まず、ご参考にされたサイトですが、こちらでは、HeartbeatのV2モードというものを利用しています。
滝田さんの設定は、実はV1モードの方となっている為、内容が異なります。
#V1モードは、haresourcesにリソース構成を記載します。
#V2モードは、もっと機能が豊富な設定ファイルを記載して、crmコマンドなどで流し込みます。

V1モードで手元の環境で動作した設定と結果を以下に記載しますので、参考になればと思います。

以下の設定としています。なお、2つのノードとも同じ設定です。
----
●ha.cf

logfacility
local1

debug
0
udpport
49700
keepalive
2
warntime
7
deadtime
10
initdead
24

bcast
eth1

node
rh66-heartbeat1
node
rh66-heartbeat3

●haresources
rh66-heartbeat1
IPaddr::192.168.40.77/24

----

①2ノードでheartbeatを起動後、rh66-heartbeat1側でIPaddrが起動
----
2:
eth0: <BROADCAST,MULTICAST,UP,LOWER_UP> mtu 1500 qdisc
pfifo_fast state UP qlen 1000
link/ether
52:54:00:fe:c3:bd brd ff:ff:ff:ff:ff:ff
inet
192.168.40.40/24 brd 192.168.40.255 scope global eth0
inet
192.168.40.77/24 brd 192.168.40.255 scope global secondary
eth0:0
inet6
fe80::5054:ff:fefe:c3bd/64 scope link 
valid_lft
forever preferred_lft
forever
----

②rh66-heartbeat1停止後、rh66-heartbeat3側でIPaddrが起動
----
2:
eth0: <BROADCAST,MULTICAST,UP,LOWER_UP> mtu 1500 qdisc
pfifo_fast state UP qlen 1000
link/ether
52:54:00:e8:97:2b brd ff:ff:ff:ff:ff:ff
inet
192.168.40.60/24 brd 192.168.40.255 scope global eth0
inet
192.168.40.77/24 brd 192.168.40.255 scope global secondary
eth0:0
inet6
fe80::5054:ff:fee8:972b/64 scope link 
valid_lft
forever preferred_lft
forever
----

なお、確認した環境では、御連絡頂いたログは確認出来ませんでした。

ha.cfや、haresourcesの中身を見せて頂けると、もう少し原因がわかるかも知れません。

また、松嶋さんもコメントされていますが、V2モードで利用する場合には、CRMの設定なども参考にされたサイトの後半ページを見ながら設定する必要があります。
#V2モードを利用するとcrm_monなどで表示確認が可能です。


松嶋さんのおっしゃる通りで、最新のHeartbeat(という名前ではなく、Pacemakerという名前)は、Pacemakerとcorosyncを利用してクラスタを組む方式です。
Heartbeatは基本的には、メンテナンスのみで新しい機能などは含まれません。

出来れば、Pacemaker/corosyncの環境を今後は利用された方が良いでしょう。

以上です。




----- Original Message -----
> From: Takehiro Matsushima <takehiro.dreamizm@gmail.com>
> To: 滝田 賢一 <taki_743_2005@yahoo.co.jp>; linux-ha-japan@lists.osdn.me
> Cc:
> Date: 2016/6/22, Wed 15:31
> Subject: Re: [Linux-ha-jp] IPaddrを使用した仮想IPアドレス
>
> 滝田さん
>
> こんにちは、松島と申します。
>
> 参考にされたサイトではリソースの設定をCRM Shell(crmコマンド)で行っていると思いますので、そちらの手順をお試しください。
> (ha.cfにcrm yesを追加してCRMにリソース管理を任せる必要があります)
> 特別な事情がなければ、haresourcesによる設定ではなくcrmをお使いください。
>
> 仮想IPアドレスのRAもocf:heartbeat:IPaddr RAではなくocf:heartbeat:IPaddr2 RAが推奨されています。
> (ちなみに仮想IPアドレスの確認は ip addr show コマンドでできます。ifconfigでは表示されません)
>
> また、現在Linux-HA JapanリリースのPacemakerは1.1.13ですのでこちらを使われることをお勧めいたします。
> http://linux-ha.osdn.jp/wp/archives/4154
> Pacemaker
> 1.1.13ではHeartbeatに代わってCorosyncが動きます。現在Corosyncが主流でHeartbeatは非推奨になっています。
>
> 以下の記事も少し古いですが設定例が書かれていますので、参照ください。
> http://qiita.com/takehironet/items/08716d3a9d1165f47b5c
> http://qiita.com/tukiyo3/items/3f8b99be73798df857fd
>
>
> 松島
>
> 2016年6月21日 15:42 滝田 賢一 <taki_743_2005@yahoo.co.jp>:
>> お世話になります、
>> 滝田と申します。
>>
>> heartbeatのリソースIPaddrを使用した仮想IPの設定方法について質問です。
>>
>> ■行いたいこと
>> RHEL6のマシン2台をheartbeatを使用して冗長化構成とし、2台のマシンで1つの仮想IPを使用して
>> 他のマシンからは仮想IP経由で通信を行おうと考えています。
>>
>> ■行ったこと
>> 以下の内容を行いました。(インストール、初期設定です。)
>> (1)2台のマシンにpacemaker-1.0.13-2.1.el6.i686.repoよりheartbeatをインストール
>> (2)以下の設定ファイルの作成。
>> /etc/ha.d/ha.cf
>> /etc/ha.d/authkeys
>> (3)authkeysファイルの権限変更
>> chmod 0600 /etc/ha.d/authkeys
>> (4)haresourcesにIPaddrを使用して以下の様に記述して仮想IPを設定。
>> Host名称 IPaddr::仮想IPアドレス
>> (5)上記(2)~(4)で作成した設定ファイルを2台のマシンの/etc/ha.dに置く。
>>
>> ■現在の状況
>> 各マシンでiptablesを停止させて、heartbeatを起動させcrm_monで確認したところ2つのマシンがOnlineになっていることを
>> 確認できました。
>> しかし、仮想IPはどちらのマシンにも付与されていない状況でした。(crm_monで表示される内容にも"0 Resources
>> configured"と表示されていました)
>> 手動で"resource.d/IPaddr 仮想IPアドレス
> start"を実行したところ、こちらはIPアドレスが付与されることは確認できました。
>>
>> ■質問
>> 仮想アドレスの設定方法で異なっている箇所等があればご教授ください。
>> 出力されたログを確認しましたがIPaddrで検索したところ以下の内容が出力されていました。
>>
>> heartbeat: [32581]: info: Starting child client
>> "/etc/ha.d/resource.d/IPaddr" (0,0)
>> heartbeat: [32598]: info: Starting "/etc/ha.d/resource.d/IPaddr"
> as uid 0
>> gid 0 (pid 32598)
>> heartbeat: [32581]: WARN: Managed /etc/ha.d/resource.d/IPaddr process 32598
>> exited with return code 1.
>> heartbeat: [32581]: ERROR: Respawning client
> "/etc/ha.d/resource.d/IPaddr":
>>
>>
>> 参考にしたサイト:http://gihyo.jp/admin/serial/01/pacemaker/0002?page=1
>>
>> 初歩的な質問で申し訳ありませんが、ご教授お願い致します。
>>
>>
>> 以上です、宜しくお願いします。
>>
>> _______________________________________________
>> Linux-ha-japan mailing list
>> Linux-ha-japan@lists.osdn.me
>> http://lists.osdn.me/mailman/listinfo/linux-ha-japan
>>
> _______________________________________________
> Linux-ha-japan mailing list
> Linux-ha-japan@lists.osdn.me
> http://lists.osdn.me/mailman/listinfo/linux-ha-japan
>

_______________________________________________
Linux-ha-japan mailing list
Linux-ha-japan@lists.osdn.me
http://lists.osdn.me/mailman/listinfo/linux-ha-japan
Re: IPaddrを使用した仮想IPアドレス [ In reply to ]
山内さん

お世話になっております、
滝田です。

返信が遅くなってしまい申し訳ありませんでした。V1モードの方で、記載して頂いた設定内容とこちらの環境を比較して"respawn ~"や"watchdog ~"を
コメントアウトしたところ、ip addr showで仮想IPが付加されたことが確認できました。

松島さんのメールにてVerが古いとのご指摘があったので、新しいものに変えてみて再度確認してみます。


ご指摘ありがとうございました。

----- Original Message -----
>From: "renayama19661014@ybb.ne.jp" <renayama19661014@ybb.ne.jp>
>To: "linux-ha-japan@lists.osdn.me" <linux-ha-japan@lists.osdn.me>; 滝田 賢一 <taki_743_2005@yahoo.co.jp>
>Date: 2016/6/23, Thu 19:08
>Subject: Re: [Linux-ha-jp] IPaddrを使用した仮想IPアドレス
>
>滝田さん
>
>こんにちは、山内です。
>
>松嶋さんがされていますが、V1モードの方について回答しておきます。
>
>まず、ご参考にされたサイトですが、こちらでは、HeartbeatのV2モードというものを利用しています。
>滝田さんの設定は、実はV1モードの方となっている為、内容が異なります。
>#V1モードは、haresourcesにリソース構成を記載します。
>#V2モードは、もっと機能が豊富な設定ファイルを記載して、crmコマンドなどで流し込みます。
>
>V1モードで手元の環境で動作した設定と結果を以下に記載しますので、参考になればと思います。
>
>以下の設定としています。なお、2つのノードとも同じ設定です。
>----
>●ha.cf
>
>logfacility
>local1
>
>debug
>0
>udpport
>49700
>keepalive
>2
>warntime
>7
>deadtime
>10
>initdead
>24
>
>bcast
>eth1
>
>node
>rh66-heartbeat1
>node
>rh66-heartbeat3
>
>●haresources
>rh66-heartbeat1
>IPaddr::192.168.40.77/24
>
>----
>
>①2ノードでheartbeatを起動後、rh66-heartbeat1側でIPaddrが起動
>----
>2:
>eth0: <BROADCAST,MULTICAST,UP,LOWER_UP> mtu 1500 qdisc
>pfifo_fast state UP qlen 1000
>link/ether
>52:54:00:fe:c3:bd brd ff:ff:ff:ff:ff:ff
>inet
>192.168.40.40/24 brd 192.168.40.255 scope global eth0
>inet
>192.168.40.77/24 brd 192.168.40.255 scope global secondary
>eth0:0
>inet6
>fe80::5054:ff:fefe:c3bd/64 scope link 
>valid_lft
>forever preferred_lft
>forever
>----
>
>②rh66-heartbeat1停止後、rh66-heartbeat3側でIPaddrが起動
>----
>2:
>eth0: <BROADCAST,MULTICAST,UP,LOWER_UP> mtu 1500 qdisc
>pfifo_fast state UP qlen 1000
>link/ether
>52:54:00:e8:97:2b brd ff:ff:ff:ff:ff:ff
>inet
>192.168.40.60/24 brd 192.168.40.255 scope global eth0
>inet
>192.168.40.77/24 brd 192.168.40.255 scope global secondary
>eth0:0
>inet6
>fe80::5054:ff:fee8:972b/64 scope link 
>valid_lft
>forever preferred_lft
>forever
>----
>
>なお、確認した環境では、御連絡頂いたログは確認出来ませんでした。
>
>ha.cfや、haresourcesの中身を見せて頂けると、もう少し原因がわかるかも知れません。
>
>また、松嶋さんもコメントされていますが、V2モードで利用する場合には、CRMの設定なども参考にされたサイトの後半ページを見ながら設定する必要があります。
>#V2モードを利用するとcrm_monなどで表示確認が可能です。
>
>
>松嶋さんのおっしゃる通りで、最新のHeartbeat(という名前ではなく、Pacemakerという名前)は、Pacemakerとcorosyncを利用してクラスタを組む方式です。
>Heartbeatは基本的には、メンテナンスのみで新しい機能などは含まれません。
>
>出来れば、Pacemaker/corosyncの環境を今後は利用された方が良いでしょう。
>
>以上です。
>
>
>
>
>----- Original Message -----
>> From: Takehiro Matsushima <takehiro.dreamizm@gmail.com>
>> To: 滝田 賢一 <taki_743_2005@yahoo.co.jp>; linux-ha-japan@lists.osdn.me
>> Cc:
>> Date: 2016/6/22, Wed 15:31
>> Subject: Re: [Linux-ha-jp] IPaddrを使用した仮想IPアドレス
>>
>> 滝田さん
>>
>> こんにちは、松島と申します。
>>
>> 参考にされたサイトではリソースの設定をCRM Shell(crmコマンド)で行っていると思いますので、そちらの手順をお試しください。
>> (ha.cfにcrm yesを追加してCRMにリソース管理を任せる必要があります)
>> 特別な事情がなければ、haresourcesによる設定ではなくcrmをお使いください。
>>
>> 仮想IPアドレスのRAもocf:heartbeat:IPaddr RAではなくocf:heartbeat:IPaddr2 RAが推奨されています。
>> (ちなみに仮想IPアドレスの確認は ip addr show コマンドでできます。ifconfigでは表示されません)
>>
>> また、現在Linux-HA JapanリリースのPacemakerは1.1.13ですのでこちらを使われることをお勧めいたします。
>> http://linux-ha.osdn.jp/wp/archives/4154
>> Pacemaker
>> 1.1.13ではHeartbeatに代わってCorosyncが動きます。現在Corosyncが主流でHeartbeatは非推奨になっています。
>>
>> 以下の記事も少し古いですが設定例が書かれていますので、参照ください。
>> http://qiita.com/takehironet/items/08716d3a9d1165f47b5c
>> http://qiita.com/tukiyo3/items/3f8b99be73798df857fd
>>
>>
>> 松島
>>
>> 2016年6月21日 15:42 滝田 賢一 <taki_743_2005@yahoo.co.jp>:
>>>  お世話になります、
>>>  滝田と申します。
>>>
>>>  heartbeatのリソースIPaddrを使用した仮想IPの設定方法について質問です。
>>>
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>>>  他のマシンからは仮想IP経由で通信を行おうと考えています。
>>>
>>>  ■行ったこと
>>>  以下の内容を行いました。(インストール、初期設定です。)
>>>  (1)2台のマシンにpacemaker-1.0.13-2.1.el6.i686.repoよりheartbeatをインストール
>>>  (2)以下の設定ファイルの作成。
>>>  /etc/ha.d/ha.cf
>>>  /etc/ha.d/authkeys
>>>  (3)authkeysファイルの権限変更
>>>  chmod 0600 /etc/ha.d/authkeys
>>>  (4)haresourcesにIPaddrを使用して以下の様に記述して仮想IPを設定。
>>>  Host名称 IPaddr::仮想IPアドレス
>>>  (5)上記(2)~(4)で作成した設定ファイルを2台のマシンの/etc/ha.dに置く。
>>>
>>>  ■現在の状況
>>>  各マシンでiptablesを停止させて、heartbeatを起動させcrm_monで確認したところ2つのマシンがOnlineになっていることを
>>>  確認できました。
>>>  しかし、仮想IPはどちらのマシンにも付与されていない状況でした。(crm_monで表示される内容にも"0 Resources
>>>  configured"と表示されていました)
>>>  手動で"resource.d/IPaddr 仮想IPアドレス
>> start"を実行したところ、こちらはIPアドレスが付与されることは確認できました。
>>>
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>>>  仮想アドレスの設定方法で異なっている箇所等があればご教授ください。
>>>  出力されたログを確認しましたがIPaddrで検索したところ以下の内容が出力されていました。
>>>
>>>  heartbeat: [32581]: info: Starting child client
>>>  "/etc/ha.d/resource.d/IPaddr" (0,0)
>>>  heartbeat: [32598]: info: Starting "/etc/ha.d/resource.d/IPaddr"
>> as uid 0
>>>  gid 0 (pid 32598)
>>>  heartbeat: [32581]: WARN: Managed /etc/ha.d/resource.d/IPaddr process 32598
>>>  exited with return code 1.
>>>  heartbeat: [32581]: ERROR: Respawning client
>> "/etc/ha.d/resource.d/IPaddr":
>>>
>>>
>>>  参考にしたサイト:http://gihyo.jp/admin/serial/01/pacemaker/0002?page=1
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>>>
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